北秋田市は増加に転じる 21年に50万羽台に落ち込んだ秋田県内の比内地鶏出荷羽数は、一層先細り傾向を強めた。県畜産振興課が20日明らかにした22年統計で示されたもの。最大生産地の大館市で減少に歯止めがかからなかった反面、北秋田市が増加に転じた。
過去5年間の県全体の出荷羽数推移をみると、18年が75万6,000羽、19年が75万7,000羽、20年が78万羽と増加の一途をたどっていた。しかし、21年は一転して60万羽割れの58万7,000羽に落ち込み、さらに22年は54万6,000羽と55万羽を割り込んだ。これについて同課は「不況を背景に、引き続き生産調整の動きがみられた」としている。 県内の半数近くを占める主産地の大館市は同1万6,000羽、5.7%減の26万5,000羽。9万羽、24.3%減だった前年ほどの落ち込みではないものの、減少に歯止めがかからなかった。次いで多い北秋田市は同2万1,000羽、22.1%増の11万6,000羽で、10万羽割れだった前年から一転して生産増強の動きも。 また、飼養戸数は県全体で同4戸減の136戸。うち大館市が同1戸減の38戸、北秋田市が前年と同数の33戸と横ばい水準。さらに、1戸あたり平均出荷羽数は7年に初めて1,000羽超、10年に2,000羽超、13年に3,000羽超、16年に4,000羽超、20年に5,000羽超と勢いづいていたが、21年は4,200羽、そして22年は4,000羽と減少し続けている。 |