レギュラーガソリン1リットルあたりの県平均価格は7週連続で値下がりし、7カ月ぶりに171円台となった。経済産業省資源エネルギー庁が11日公表した6月2回目(9日現在)の石油製品価格調査結果で示されたもの。全国平均価格は、1年11カ月ぶりに172円台をつけた。

　先月22日から国は新たな燃料油価格支援策に乗り出しており、段階的な措置によってガソリンと軽油については1リットルあたり価格を10円、重油と灯油を5円、航空機燃料を4円それぞれ引き下げる方針。

　今調査によるガソリン1リットルあたりの全国平均価格は172.2円となり、前週調査(2日現在)に比べて2.1円安い。7週連続の値下がりで、一昨年7月3日調査の172.5円以来1年11カ月ぶりの172円台に。

　同1リットルあたりの県平均価格は171.0円で、前週調査に比べて1.6円安い。全国平均と同様7週連続で値下がりし、昨年11月5日調査の171.9円以来7カ月ぶりに171円台をつけた。

　レギュラーガソリン以外の石油製品県平均価格は、ハイオクガソリン1リットルが前回調査比1.6円安の182.0円、軽油1リットルが同1.5円安の153.8円、灯油18リットル店頭が同28円安の2,078円、同配達が同24円安の2,170円。

　ハイオクガソリンと軽油は7週連続、灯油店頭は9週連続、同配達は5週連続でそれぞれ値下がりした。今年に入ってからの全国と本県のレギュラーガソリン1リットル1あたり平均価格推移は下段のとおり。(午後3時半)

調査日 全国平均 県平均

1/ 6 180.6 178.0
1/14 180.7 178.3
1/20 185.1 183.3
1/27 185.1 183.5
2/ 3 184.6 183.1
2/10 184.5 182.9
2/17 184.4 182.9
2/25 184.3 182.6
3/ 3 184.1 182.7
3/10 184.1 182.7
3/17 184.6 183.2
3/24 184.5 183.3
3/31 184.9 183.4
4/ 7 186.3 184.0
4/14 186.5 184.2
4/21 185.1 183.4
4/28 184.5 183.1
5/12 183.0 181.7
5/19 182.1 180.5
5/26 177.6 176.0
6/ 2 174.3 172.6
6/ 9 172.2 171.0

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