県食のあきた推進課は4日、「あきた食のチャンピオンシップ2025」受賞商品が決定した、と発表した。総合グランプリは株式会社Mkpaso(三ヶ田一弥社長・鹿角市花輪)運営のワイナリーこのはなが製造する「シャンペトル小公子2023」が射止めた。
秋田の新しいお土産や特産品の発掘を目的とする「あきた食のチャンピオンシップ」は、前身の県特産品開発コンクールから通算すると今年で45回目となる歴史と伝統のあるコンクール。今回は総合グランプリ(県知事賞)のほか、金賞2点(同)、奨励賞3点、若手奨励賞2点の計8点が受賞した。
うち最高峰を射止めたシャンペトル小公子は、小坂町鴇地内の自社農園で収穫したブドウ品種「小公子」を原料とする辛口赤ワインスパークリング。同社は「辛口だがスキンコンタクト(ブドウの果皮を果汁に一定時間浸漬させる工程)せず直接圧搾しているためタンニンが少なく、『小公子』の自然な果実味を感じていただける味わい」とPR。
このほか秋田北地方からは、株式会社恋する鹿角カンパニー(菅原久典社長・鹿角市十和田大湯)の「もっちり濃厚果実 鹿角りんごグミ」が菓子・飲料部門で若手奨励賞を受賞した。(午前11時)
※このページには広告を掲載しております。
 |