第107回全国高校野球選手権秋田大会第8日は20日、秋田市のこまちスタジアムで準決勝を行っている。秋田北地方勢で唯一4強入りを果たした鹿角は2年連続準優勝の秋田商を4-2で破り、見事決勝進出を決めた。
第8シードの鹿角は1回に1点先制されたものの、4回に古館樹(3年)が1死3塁から中越え3塁打を放ち、試合を振り出しに戻した。続いて泉山聖也(同)への申告敬遠を経て、栗山翔力(同)が1死3塁からの右越え2塁打で1点追加して逆転に成功。
さらに鹿角は、終盤8回に2点を上積み。9回に1点返されながらも4-2で逃げ切り、決勝進出を決めた。鹿角は8本の安打を繰り出し、エース佐藤大和(2年)は114球を力強く投げた。
鹿角はきょう午後行う準決勝第2試合、明桜(第2シード)-金足農(第6同)の勝者と22日午前10時からこまちスタジアムで決勝に臨む。花輪、十和田、小坂の3校統合によって昨春誕生したばかりでの快挙だけに、秋田北地方初の「夏の甲子園」出場に期待が膨らむ。 (午後零時20分)
20日付続報:20日の準決勝第2試合は、金足農が明桜を1-0で破った。これにより、22日の決勝で鹿角は金足農と「夏の甲子園」出場をかけて対戦することに。2年連続8度目の甲子園出場を目指す金足農。平成30年(2018年)の甲子園では準優勝という、今も県民の記憶に残る旋風を巻き起こした金足農に鹿角がどこまで食らいつけるか、注目される。(午後4時)
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鹿 角 |
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秋 田 商 |
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2 | 準決勝・こまちスタジアム
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