第107回全国高校野球選手権秋田大会最終日は22日、 秋田市のこまちスタジアムで決勝を行い、秋田北地方勢で唯一勝ち残った鹿角(第8シード)と
2年連続8度目の夏の甲子園出場を目指す 金足農(第2同)が激突した。鹿角は金足農に延長10回タイブレーク、1-2で惜しくも敗れ、学校創立わずか2年目での甲子園初出場はならなかった。
両校の応援団や県内の野球ファンなど約1万1,000人が詰めかけた中で繰り広げられた決勝は、8月5日に兵庫県西宮市の甲子園球場で開幕する
「夏の甲子園」の県代表をかけて壮絶な攻防が繰り広げられた。
4回、鹿角に最初の好機が訪れたが、川又蓮(3年)、舘洞拓(2年)の連打などで無死1、3塁としながらも金足農の守備に阻まれ、ホームに生還することができなかった。
対する金足農は6回、四球で出塁した薮田龍人(3年)が鹿角のエース佐藤大和(2年)の暴投などに乗じて3塁に進み、続く佐藤晃真(3年)が中前打を放って先制の1点をあげた。
後がない鹿角は9回、2死3塁の好機を得、豊田鷹平(3年)の内野安打で渾身の1点をもぎ取り、試合を振り出しに戻した。
試合は延長10回、無死1、2塁から始まるタイブレークにもつれ込んだ。鹿角は得点につなげることができず、
1死2、3塁とした金足農が橋海生(2年)のスクイズでサヨナラ勝ちを決めた。 (第1速報:午後零時35分、第2速報:午後2時20分)
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鹿 角 |
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金 足 農 |
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2 | 決勝・こまちスタジアム・延長10回タイブレーク
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