30日の大館市の最高気温は、7月の観測史上初めて38度を超えた。県内26観測地点中、2地点で観測史上最高、大館市を含む6地点で7月観測史上最高、同8地点を含む18地点で今年最高を記録するなど、ほぼ県内全域で蒸し風呂のような暑さとなっている。
本州付近が高気圧に覆われたことにより、きょうの県内は晴れている。26観測地点中、最高気温が最も高いのは観測史上最高の仙北市角館と7月観測史上同の大館市で各38.1度。
うち秋田北地方の大館市のこれまでの7月最高気温は2000年7月31日の37.5度で、25年ぶりに記録を塗り替えて7月観測史上初めて38度を超えた。
ちなみに、大館市の観測史上最高は2023年8月23日の38.8度。以下、1978年8月3日の38.3度、2023年8月の10日の38.2度と続き、きょうは同史上4位に。
30日は大館市、角館のほか横手市(38.0度)のあわせて3地点で38度台に達し、同3地点を含む18地点で35度以上の猛暑日。現在、本県を含む多くの都府県で熱中症警戒アラートが出されている。
全国では兵庫県丹波市柏原の41.2度をはじめ、京都府福知山市の40.6度、岡山県真庭市久世の40.3度、兵庫県西脇市の40.0度、の計4地点で40度以上を記録した。いずれも各地点の観測史上最高。 (午後4時半)
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