過疎化が進むまちのイメージ画像

 大館市の年間人口減少数は、2年連続で1,300人を超えた。市がまとめた昨年12月末現在の住民基本台帳に基づく人口・世帯数で示されたもの。全人口に占める65歳以上の割合を示す高齢化率は、初めて41%に乗った。  

 令和7年12月末現在の同市の人口は男3万349人、女3万3,815人の計6万4,164人。令和に入ってからの前年比減少数推移をみると、元年が1,065人、2年が1,135人、3年が1,130人、4年が1,210人、5年が1,266人、6年が1,315人、そして7年が1,328人となり、4年連続で拡大し、2年連続で1,300人を超えた。男女別の前年比減少数は男が623人(前年579人)、女が705人(同736人)で、このうち男は今年2万人台への突入が確実視される。

 ちなみに、大館、比内、田代の1市2町が合併した平成17年(2005年)6月20日時点の同市の人口は8万4,701人。同24年(2012年)7月から外国人も住民基本台帳の適用対象となったため、純然たる比較はしにくいものの、同適用を加味しない計算では新市発足からの約20年半で2万537人、24.2%減少した。

 

 県は今月23日をめどに元日現在の県人口を明らかにするとみられるが、先月24日に公表した令和2年国勢調査確定値を基礎とする県人口のうち大館市の昨年12月1日現在人口は6万2,800人で、同市が12月末現在で公表した人口より1,364人少ない。集計に1カ月のずれがあるものの、県の集計が県内市町村間の移動者数を含んでいないなど、県と市町村で統計手法が異なるのが大差の要因。  

 大館市の65歳以上人口は2万6,332人で、前年に比べて233人減少した。減少数は前年より17人拡大し、人口減少が加速しているのを背景に同市の全人口に占める65歳以上の割合を示す高齢化率は令和5年が40.1%で初めて40%を突破し、6年が40.6%、そして7年は41%に達した。

 このほか、令和6年12月末現在の同市の世帯数は3万939世帯で、前年に比べて192世帯減少した。6年連続の減少ながら、減少数は前年より31世帯縮小。 (午前零時)